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Dr. Abekoの免疫学講座+α

アメリカでT細胞の研究してる皮膚科医の免疫学講座

ボストンのゲイ事情

夏本番が近づいてきた。

扇風機もフル稼働で、時々肌寒い日もあるが、

昨夜は地味な寝汗で夜中に目が覚めてしまった。

6月中旬ですでに半袖半ズボンである。

 

日本と違って湿気が少ない分、汗が滴るほどではないが、

太陽の熱を肌で感じるほどには暑い。

 

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1年の活動周期はゴキ○リ並みと言われるホモ

冬は一体どこへやら、夏はどこからともなく現れるホモ。

 

ノンケも基本的には同じだが、ゲイの方があからさまである。

 

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ここで注意

ちなみに『ゲイ』一般名称だから使用していいが、

『ホモ』は自虐的に使用してるので、当事者以外は使わない方がいい。

特にノンケが使用してると差別だと言われかねない。

 

最近はLGBTQやBlackに対する言葉を気をつけないと、

すぐ「差別だ」「差別だ」なんて言ってくる輩がいる。

 

「自粛警察」ならぬ「差別警察」がサイレンのごとく罵詈雑言吐き散らして、

当事者をボロボロにさせて社会的に抹殺しに来るから、気をつけよう。

もう『「差別警察」警察』を作って、そいつをボロボロにしてやりたいが、

やってることは彼らとなんら変わらない。

ただ消耗だけする終わらない戦いになるので控えておこう。

 

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話は元に戻り、

夏になると活動性を増してくるホモ。

 

日本でも夏にはイベントも増え、クラブイベントは盛り上がり、ホモの服装も露出が増えてくる。

肌寒くてもハーフパンツは、大半ホモ。

5月初旬~下手したら10月までハーフパンツで過ごす。

ホモはハーフパンツを履きたがる。

暑がり具合は、更年期の時のうちの母と同じレベルであった。

 

かくして日本では

イベントごとや遊ぶ機会も増え、出会いも増える。

しかしボストンの夏はまだ分からない。

ボストンに住む日本語の話せるアメリカ人ゲイの友達が言うには、

夏のビーチにゲイバーがあって、そこで結構あつまるらしい。

オシャレなので楽しみだが、コロナの影響はどこまで続くかによって

僕の夏が楽しめるかがかかっている。

 

 

また、一方で不安もある。

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ゲイアプリを開くと大体その街にいるゲイの人数が分かる。

新宿2丁目なんかはもう数えきれない人数で驚く。

こんなにいるのかよ。

 

しかし、ボストンでは地方に来たときと同じくらいしかいない。

20Km圏内に100人いるか?ぐらいである。

なんで少ないのか。

 

予想される理由は2つ。

 

1つ目は、ボストンはホモにはつまらない街だから。

ボストン自体が医療・研究系のエリアと大学エリアで構成されているため、エンターテイメント性がない街である。本当の学術都市である。

よってボストンはゲイエリアではないため、

ゲイの大半はニューヨークに行ってしまうのかもしれない。

ニューヨークはボストンから電車で3時間。

地価もボストンと変わらず高い。

ボストンに住める家賃を払うなら、

ニューヨークで恋も仕事もがんばちゃうのかもしれない。

 

2つ目は、アプリなんて必要ないか。

LGBTQのオープンな社会で、Facebookでも大っぴらにしている人もいる。

だからこそ、もうアプリなんていらない。

理想的な恋愛ができるはずである。職場恋愛や街でばったりあったあの人との恋愛。

 

といっても僕も日本にいた時はアプリを使わなかった。

ゲイバーがあったからだ。

 

日本で出来なかったことを

アメリカでやろうだなんて難しい。

 

よし、アプリは諦めてゲイバーを探そう

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しかし、大変。

そもそもボストンにはゲイバーなんてものがない。

全てがゲイフレンドリーの店なのだ。

 

ゲイだけが入れる店がない。

みんなが入れるため、結局店内にはゲイがいるかどうかも分からない。

通常のバーやレストランと変わらないのである。

 

なぜなら、「ゲイ以外お断り」は差別にあたるためだ。

ゲイが、ノンケを差別して店に入れないという認識になるのだ。

 

きっとそんなことをしたら、

「差別警察」が黙ってはいないのだろう。